相続手続きに必要な戸籍とは?

子、親、兄弟姉妹や甥姪など、どの順位の者が相続人となるのかによって必要な戸籍の範囲は異なってきますが、どの場合においても必ず必要になるのは

(1)被相続人(亡くなった方)が生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍
(2)相続人の現在の戸籍

です。

戸籍に記録されているのは、その戸籍が作成されてから 除籍になるまでの事項です。
例えば、亡くなった方の最新の戸籍が30歳の時に作成されたものだとすると、それより前のことはその戸籍ではわかりません。そこで30歳以前の戸籍を取り寄せてみる必要がでてきます。

このようにして亡くなった方の戸籍を生まれたときのものまで1つずつ遡っていくと、その人の子を全員確認することができます。
離婚した元の配偶者との間の子や、認知した子の存在が明らかになったり、養子縁組をしていたり、というのもめずらしいことではありません。

また、相続人については、被相続人の戸籍を遡れば子であることが証明できますが、既に亡くなっている可能性があるので現在の戸籍を取り寄せる必要があります。
相続人が一人でも欠けていれば相続手続は進められませんので、見逃すことのないよう慎重に確認していく必要があります。